アルポリックのフレーム加工は、パネルエッジの見え方によって「Bタイプ」、「エッジフレームタイプ」、「カットパネルタイプ」の3つのタイプに分類されます。そして、加工されたパネルを現場で取り付ける施工法は「ビス留め工法」、「差し込み式工法」、「ハンギング工法」、「アジャスターロック工法」の4種類があります。それぞれの工法は4タイプのどのフレーム加工でも取り付け可能ですが、施工原理の違いによる得手不得手があります。フレーム加工と施工法との関係は次の図の通りです。
これらのフレーム加工とパネル施工法は、個別に選択するというよりは、設計仕様を実現すべく表裏一体で組み合わせて考えていくべきものです。特に、パネル施工法を選択する上で重要なことは、工法による長所・短所をしっかり見極めること ! といえます。設計段階から最適な工法を選ぶことによって、例えば、意匠や強度などはより高い次元まで追求することが可能であり、また条件によっては工期やコストに大きく貢献することもあります。一般に、アルポリックパネルの取り付けで広く行われているのはビス留め工法。これはフレーム加工されたアルミ型材の縁をビスで固定する方法で、シンプルかつ技術的にも施工しやすい工法です。しかしその反面、15mm以下の細い目地幅で施工できないなど、意匠によっては対応できないこともあります。そこで竣栄工業は、差し込み式工法、アジャスターロック工法(特許取得)、ハンギング工法という特長ある工法をラインアップ。目地幅1mmというビス留め工法では実現し得ない極めて意匠性の高い仕様や、スピード施工の要望、さらには構造的な高強度が求められる特殊なパネル施工などにも幅広くお応えできます。アジャスターロック工法とハンギング工法によるアルポリックパネル施工を行っているのは、国内では竣栄工業だけです。